
今回はGoogle の提示するトラフィックに関する問題とポートされていない言語を確認していくよ。記事を書いているのは、2021年7月だよ。
この記事はこんな人におすすめ
2. Google Adsenseのルールについて
パート1でも紹介しましたが、ヘルプページに不合格になった場合の対応方法が書かれています。
https://support.google.com/adsense/answer/9680050?hl=ja&ref_topic=1250103
これには大まかに分類してそれぞれの対策法が記載されています。
つまり、合格の条件はこの内容を守る必要があります。
2-5 トラフィックに関する問題
Googleはどのような解説をしているのでしょうか。実際の文章を見てみましょう。
サイトにトラフィックに関する問題があります。Google 広告は、特定ソースからのトラフィックがあるページに掲載することはできません。たとえば、AdSense サイト運営者様が有償クリック サービスに参加すること、未承諾メールを送信すること、ソフトウェア アプリケーションでなんらかのアクションを行った結果として広告を表示することなどは認められません。
- お客様のページが Google のランディング ページの質に関するガイドラインに準拠していることをご確認ください。
- ポリシーに準拠する方法は、プログラム ポリシーとウェブマスター向けガイドラインでご確認ください。
<ここからは私見です(一緒に考えましょう)>
<説明概要部分の解釈>
Google Adsenseのヘルプページの記載は、まず大まかに問題の内容を説明し、その後に箇条書きで詳細事例を記載することで明確化しています。それでは、説明概要を見ていきましょう。
文中の黄色線の部分が重要箇所です。
①AdSense サイト運営者様が有償クリック サービスに参加すること
⇒広告の結果としてのバナーではなく、広告収入を得るために意図的にクリックすることが禁止されているため、有償クリックサービスに参加は禁止なのは自明ですね。1クリック当たりのPV数が極端に高くなるので、わかりますよね。
②未承諾メールを送信すること
⇒これも未承諾のメールをランダムに送付し、釣りメールは禁止ということでしょうかね。詳細事例でより深く見ていきましょう。
③ソフトウェア アプリケーションでなんらかのアクションを行った結果
⇒何らかのアクションが良くわからないですね。詳細事例を見て確認しましょう。
具体的な説明が、詳細事例部分に記載があると思うので、そちらも確認ましょう。
<詳細事例部分の解釈>
それでは、詳細事例部分を見ていきましょう。
- お客様のページが Google のランディング ページの質に関するガイドラインに準拠していることをご確認ください。
- ポリシーに準拠する方法は、プログラム ポリシーとウェブマスター向けガイドラインでご確認ください。
さて、黄色太線部分ですが、各ガイドラインをを確認しましょう。
次項にて確認を行います。
2-5-1 各ガイドラインを見よう
(1)Googleが定めるランディング ページの質に関するガイドラインは以下の通りです。
品質スコアについて(引用:ランディング ページの質に関するガイドライン )
品質スコアは、他の広告主様と比べた広告の品質の目安をスコアで表示する診断ツールです。
スコアは 1~10 の数値で示され、キーワード単位で確認できます。品質スコアが高ければ、そのキーワードを検索しているユーザーにとって、お客様の広告とランディング ページが、他の広告主様のものと比べて的確で有用であることを意味します。
品質スコア診断ツールは、広告、ランディング ページ、キーワード選びに改善の余地がある部分を特定するのに役立ちます。
リンク先を見てみましたが、品質スコアを見ています。ということで、推定クリック率というの計算しているようです。その際に極端な異常値があった場合は、監視の対象になるということでしょうか。詳細は書いていませんね。
(2)Googleのプログラムポリシーが定めるトラフィックに関するは以下の通りです。
トラフィック ソース (引用:プログラムポリシー)
特定のソースからのトラフィックが発生しているページには、Google 広告を表示できません。たとえば、AdSense パブリッシャー様が有償クリック プログラムに参加したり、不特定多数のユーザーに迷惑メールを送信したり、ソフトウェア アプリケーションで行われる操作に応じて広告を表示したりすることはできません。また、パブリッシャー様がオンライン広告を掲載している場合、すべてのページで Google のランディング ページの品質に関するガイドラインに準拠する必要があります。
概要欄で書いてある以外の内容は書いていませんね。新しいものは内容です。
(3)Googleがウェブマスター向けガイドラインで定めるトラフィックに関する項目はすでにサイトの操作性で説明していますが、騙すな、ということですね。。
操作性に問題があるサイト(引用:AdSense プログラム ポリシー)
クリック数や視聴回数を獲得する目的でメニュー、ナビゲーション、ダウンロード リンクと誤認させるような形で広告を掲載するといった、不正な方法を使用することは禁止されています。現在の広告掲載が広告のプレースメントに関するポリシーに準拠したものであると確認することは、各パブリッシャー様の責任となりますのでご注意ください。
これには以下のようなコンテンツが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
・虚偽のダウンロード / ストリーミング配信コンテンツの提供を謳っている
・ 存在しないコンテンツにリンクしている
・無関係なページや誤解を招くページにユーザーをリダイレクトしている
・その他、ユーザーに誤解を与えることを目的とした誘導
・ナビゲーション用機能であると直感的に認識されるような配置で広告が表示されるページ
結論するとソフトウェアで何らかのという部分について、詳細は書いていません。限定しないことで、広義解釈とするのでしょうか。
いずれにせよ、悪意がないとできない内容な上、運用のルールであるため、審査時には気にしなくても問題ないと思います。
2-5-2ドメイン、レンタルサーバーのサイトの記載
パート1で紹介したドメイン、レンタルサーバではどのように書かれているでしょうか?
簡単に要約したものが以下の内容です。実際文章については、リンクより確認ください。
内容が端的で分かり易く、意図的に不自由にしないとほぼ該当しない項目であるため、、さらっと流しているイメージです。
2-6 サポートされていない言語
Googleはどのような解説をしているのでしょうか。実際の文章を見てみましょう。
これに関しては、言う必要がないですね。気になる方は、リンク先を見てください。日本語、英語などの多用される言語が対象でマイナー言語は非対象です。
<まとめ> トラフィックに関する問題、サポートされている言語
前者は端的にいえば、今回はGoogleへの嫌がらせはやめましょう、という内容です。
サイト側のチート行為をやめましょうという内容になります。サポートされている言語は、Googleの広告を提示するサイトは広告主がいます。広告主がいない言語はサポート対象外ということでしょうか。
今回は割とあっさりですが、いったんこれで不合格理由の説明は終了です。
次は良く見落とされがちですが、AdSenseヘルプ 必須コンテンツについて、説明します。
コメント